バットマン ビギンズ | ナイト・オン・ザ・プラネット

バットマン ビギンズ

バットマン・ビギンズ バットマン誕生までの物語。幼いときに目の前で強盗に両親を殺された大富豪の息子、ブルース・ウェイン。彼は青年になってもトラウマから抜け出せない。何が善で何が悪か。彼はそれを見極めるための旅に出る。そして、そこでの出会いが彼を変えていくことになる・・・

いままで、まともにバットマンを見たことが無いので正確に比べることは出来いし、この手の映画に合ってる表現かどうかは別にして、たぶん、一番骨太な内容になっているのでは?

ブルース・ウェインがバットマンになっていく課程での彼の心の葛藤、ストイックな彼はかなり自分を追い込んでいく。そして、ある出会いがあり、そこから抜け出していく。人間心理を学び、両親の理想を継ぐために生きていく道を決意する様子が描かれている。いわゆるバットマンというイメージのコテコテ怪人も出てこないし、架空の街ゴッサムも近未来ものでありそうな外観に仕上がってるし、下手なアクションや近未来ものよりリアル感がある。

主演のクリスチャン・ベールの陰のある雰囲気が今回のバットマンのキャラクターそのままでいい。「マシニシト」から7週間で戻した体格がすごすぎる。職人ですね。
ちょっと期待の渡辺謙は、さすがの存在感を出しているのですが、イマイチあつかいが中途半端というか、アリっちゃありかな~という感じ。でもカッコイイ。
そして、エンドロールまで気がつかなかった、ゲイリー・オールドマン。うそ?ほんとに!みたいなキャラだった。

バットマンファンはもちろん、期待しないで見ても、結構いいじゃないと思える作品。
手裏剣風の武器を手作りしている姿がちょっとかわいい。。。


06.06.18 映画館

オリジナルサイト
http://www.jp.warnerbros.com/batmanbegins/